Blog

祭典 空円光

「いのちを拝む」の対談(神渡先生との)以来、
私は以下の二つの真言を本格的に四六時中唱えている。

1.大宇宙大生命の真言として「大宇 大和楽」(坂村真民)
2. 小宇宙小生命の真言として「拝霊 命感恩報徳」(空円光)  
ただひたすら、無我無心になって「世界平和と人類の幸福」並びに
「自己の心の平安」を祈願しているのである。  

ところで神人Nと始めた読み合わせ、坂村真民全詩集全八巻(2284首)の完読も、
七巻の半ばまで進み、愈々大詰めを迎えている。

完読の名の通り、一首残らず丁寧にじっくり味わっているから、
いわば真民詩漬けの毎日と言えよう。  

これまでと違って、断片的ではなく、
しかも時系列で克明且つ徹底的に読み込んでみて、
改めて痛切に先生の悲願、
21世紀への遺言とも言える切願を全身全霊で受け止めることとなった。

この先生の切なる願い、
第二の真言六字十音の「大宇宙大和楽」(Eternal Universe Peaceful Harmony)を、
出来うるならばマータイさんにあやかって、
「もったいない」と同じ様に国際語にしたいという大願まで抱くに至っている。

ご存知の様に、先生の第一の真言八字十音の「念ずれば花ひらく」は、
日本仏教界のノーベル賞とまで言われる「仏教伝道文化賞(第25回)」を受賞したように
仏教詩人坂村真民に於ける仏道の到達点であった。

この真言は、日本全国に731基もの真言碑(石碑)が建立されていることもあって、
作者名は知らなくても、
「念ずれば花ひらく」の言葉は意外と多くの人々に広く知れ渡っている。  

ところがそれに反して第二の真言六字十音の「大宇宙大和楽」の方は、
殆んど全く世に知られていない。

というのも、この第二の真言は、
先生の最晩年、82歳の時に開眼開悟されたものだから、
残念ながら、一般に流布するには時間が足りなかったのである。  

しかし、最晩年の七巻を読むに至って、
先生の本意が地上的な第一の真言を超えて、
宇宙的な第二の真言にあることを明確に知った。

そこでこの先生の遺志を命をかけて伝道する誓いを立てたのである。  

そこまでと思われるかも知れないが、後で一部を紹介するので、
「大宇宙大和楽」にまつわる詩の多さに、論より証拠、
皆さんにもご理解して頂けるものと思う。  

さて、本日13日(迎え火)は先祖の墓参りをし、真民先生にもご降臨頂き、
「大宇宙大和楽」を顕彰する祭典のご報告を申し上げた。
先生に大喜びして頂けたのが何よりも嬉しい。

まほろばくらぶ奈良の全面協力を頂き、高橋晴子さんはじめ合唱団の皆様、
当日駆けつけてくださった鈴木憲夫様、ご協力いただいたスタッフの方々、
出演者の皆様、心よりお礼申し上げます。

どうか、夢と希望の「大宇宙大和楽」
閉塞状況を突破する光明世界を実現しましょう!