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46年ぶりの邂逅by 空円光

「音楽は天と地を結ぶメッセージ。
人生を豊かにする心のオアシス。 無縁社会に豊かな感性と絆を紡ぎ出す。」

また又ZPF!一昨日、46年振りに、
富岡健先生をまだま村にお迎えし、たっぷり旧交を温めた。
魂レベルは、時空を超えて瞬時に繋がるものだ。
奇しくも同志社の後輩であり、短期間同じ予備校で英語を教えた仲だ。
まさか、これ程の転身と大活躍をしているとは、露知らずだった。  
人となりは、プロフィールとNPO音楽の恵みネットワークからの設立趣意書からの抜粋(別添付参照)に譲る。

兎も角、毎日放送の一万人の第九合唱指揮者と聞けば、他は推して知るべした。
その先生から、女性合唱組曲「二度とない人生だから」の楽譜の冊子をプレゼントされたから、二度ビックリである。中を開いて、三度ビックリ。
何と全曲真民先生の詩なのだ。
この冊子が、合唱界でベストセラーということも、全く寝耳に水だった。
まだま村新構想を考えている最中だから、正に渡りに船、次々と夢と希望が膨らんだ。

先ず閃いたのが、まだま村での坂村真民先生没後115周年招魂コンサート。
続いて、まだま村坂村真民デジタル美術館オープン記念コンサート。

まだまだ浮かんで来ているが、これ位にしておく。又大風呂敷と言われそうだから、、、  富岡先生との歓談に触発され、脳のドーパミンの影響だと思うが、矢張りZPFそのものとしか思えない。  欣喜雀躍、欣求浄土とはこのことか?

富岡健先生プロフィール

同志社大学法学部在学中から指揮法を故福永陽一郎、故若杉弘の各氏に師事。卒業と同時に渡米しミシガン州立Wayne大学音楽学部でH.Langsford氏に指揮を学ぶ。帰国後、NHK大阪放送合唱団などの諸団体の合唱指揮者として活動。その後、活動をオペラに広げ、関西歌劇団、関西二期会で研鑽。88 年喜歌劇楽友協会「こうもり」公演においてオペラ指揮者デビューを果たす。小林研一郎氏に師事している事からも、オペラ、劇音楽、合唱、声楽付きの管弦楽作品を得意とすることが窺い知れる。

京都フラワーコーラスを頻繁に全国大会に導き、97 年には全国一位グランプリを獲得。01 年にはオペラ制作集団「大阪室内歌劇場」を立ち上げ、安藤忠雄設計による「光の教会」(日本督教団茨木春日丘教会)での「アマールと夜の訪問者」の発足公演は、朝日新聞によって第一面でカラー写真と紹介される。08 年日本男声合唱協会(JAMCA)での 600 名の合同演奏では、その優れた指揮技法と演奏法は各方面から絶賛された。また管弦楽指揮者としても、09 年と 11 年にルーマニア国立オラディア交響楽団に客演指揮者として招かれる。2012 年まで大阪芸術大学において 20 数年間後進指導にあたる。大阪室内歌劇場・室内管弦楽団オルフェウス大阪音楽監督、毎日放送一万人の第九合唱指揮者など数多くの音楽団体の音楽監督、音楽アドヴァイザー、高校・大学の講師として活躍。日本人オペラ指揮者名鑑でも紹介されている。

冨岡先生の言葉(抜粋)

理事長 富岡 健

無縁社会という言葉は平成22年にNHKが制作したドキュメンタリー番組による造語です。単身世帯が増え、人と人の関わりが希薄化し、それが老年層ではなく若年・中年層にも蔓延しつつあるという現代社会の一面を適格に表す言葉として世の中で広く使われるようになりました。

20数年に及ぶ大阪芸術大学での後進指導を終えたいま、この無縁社会にこそクラシック音楽が持つ普遍的な恵みを一人でも多くの方々と分かち合いたい と考えるようになりました。音楽の恵みは「音楽は天と地を結ぶメッセージ」であり「人生を豊かにする心のオアシス」と言われています。音楽の恵みに寄り 添って生きる社会づくりは、悩める現代の社会にこそ「暖かな感性と絆を作りだす大きな働きを果たす」と確信するに至りました。

「クラシックをアカデミズムなものとして捉えるのではなく、音楽の恵みの喜びを享受し、人と人の絆づくりの要となる音楽活動を広めたい。」 この理念に賛同してくれる仲間が増え、現在では関係団体もそれぞれ規模を大きくして育っています。今後は、これまでの活動を大阪を中心とした活動にとどめること なく、社会全体への広がりへと考えていきたいと願っています。

私たちの「音楽の恵みに立脚した舞台芸術活動と音楽生涯教育活動に関する事業」が、豊かな感性あふれる社会の絆づくりのために広く用いられ、無縁社会と呼ばれる現代社会に灯をともす運動として社会に貢献し寄与することを、法人化への趣旨とします。(設立趣意書から抜粋)